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サマーウォーズ



repon
「サマーウォーズ、夏の話題を独占している映画ですが、簡単に概要を言いますと、キングカズマが世界の危機を救う、という映画ですね」

Bonezine
「簡単すぎる(笑)」

repon
「貧乳の美少女、キングカズマが、世界を救うわけですね」

三人
(笑)
カズマ

repon
「で、ぜひお三方から、感想を聞きたいと思います」

感想交流1

ookami
「サマーウォーズ、最初予告編を見た時に、相当いいにおいがするなと思って行ったんですけど、まず、とにかく現実に近いというか、現実にはありえないんですけど、非常に現実に近い、細かい部分まで良く作ってあって、それでなんかこうものすごくマジメな話なのかなーというと、そういうわけでもなくて、ほどほどに息が抜けるというか、楽しい作品に仕上がってるんですよね。
で、いわゆる人と人のつながりとか、最近のインターネット利用者層の社会があって……とかもちゃんとこう押さえていて、非常に面白い作品だなと思いましたね。
久しぶりに、タオルを口に当てて泣くシーンが僕、ありまして、嗚咽が漏れそうで危なかったですね。周りは若いお兄ちゃんお姉ちゃんばっかりで、40近いオッサンがアニメ映画で泣くという、最近ではなかなかない作品じゃないかなー、と思ってます。
で、これDVDが出たら必ず、必ず買うという風に、既にココで言っておきます。非常に、お気に入りです」

Bonezine
「実はですね、私、しばらく映画館で一人で映画をみるってことが何十年か無かったんですが、これはですね、やはり泣いてしまいました。最終的には。
まー泣けるシーンは何個もあるんですけども、全体的な感想としてこれは、一応テーマはサイバースペースで起こった事件っていうのがきっかけになってるんですけど、あくまでもそれはきっかけであって、家族のつながりとか、そういった要は家族ドラマなんですよね。
その家族ドラマだ、というのをまったく前知識無しで行って見ちゃったもんで、あと、日本人じゃないとわからない感動ってのが色々盛り込まれてまして、特に田舎とかの生活を少ししたことがある方なんかにはかなり琴線に触れる部分が多いと思いましたね。
私の友人で同世代の人にも薦めて、見たという人に話を聞くと、思わず泣いてしまった、とかそういう人が多かったですね。
あと、劇場の様子を見ると、若い人たちも喜んでみてたんだけど、50代のおじさんがやっぱり泣いててハンカチ握り締めていたとかね、多分、若い人よりも僕らのようなアラフォーとか、それ以上の世代になにか来るものがあるんじゃないかと思います、この映画は。
というわけで、私もDVDあるいはBDが出たら、買おうかな、と思っております~」

追記:でました!

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感想交流2

c-taka
「まあ、すごいね。シナリオが緻密なんでびっくり。しました。あと、絵が豪華。割とみんな気づかなかったと思うんですけど、美術がオガさんなんだよね。男鹿和雄さんていうジブリのほとんどのやつをやっている人ですね、パンダコパンダあたりからずっと。
僕が一番びっくりした幻魔大戦の美術をやった……『ときかけ』も男鹿さんなんだ、今ちょっと見たら。オガさんが美術をやっててもう田舎の風景とかが、言ってしまえば完璧ジブリクオリティになっていたのがありましたね」
すごくプレーンなお話をBonezineさんとookamiさんがしたんで、意地悪な見方をちょっとだけすると、コレ相当日テレに言われたろうな~っていうところはいくつかありますよね。
細田さんって、基本的には宮崎駿の後継者にならざるを得ない人、なので、まあ、夏休みの興行を今後、細田さんに日テレはシフトしていくのかな、ていう感じが伺えたところが若干あるんですけど。
モノに関してはね、こんだけ緻密な、全年齢、全ターゲットに対してめっちゃ気配りが効いたシナリオのアニメを久々に見ましたね。
家族 あと、いちばんびっくりしたのが、出てくる大家族なんですけど、出てくるおじさんおばさんとかがみんな『勝手』。普通、作品志向と呼ばれてるような最近のアニメって、監督だったり脚本家の人格を、三分割四分割にしたような、似たような人格の独りよがりなキャラクタが出てくるんですけど、今回はね、全然バラバラなおじさんとおばさんと、それぞれの思惑が全然バラバラながら時間が過ぎていくという。まあ基本的にはあんまり人の話を聞かない人ばかり出てきます。それは脚本的には優れてるなというのと、あとアニメーション的に、モブ(群集のシーン)のシーンが豪華。ジブリ以外のアニメでひさびさにこんなに、まあ東京ゴッドファーザーズとかね、あのへんの映画で結構根性入ったモブを見たことはあるんですけど、うーん、なんか金がかかってるモブのシーンをこんなに見たのは久々だなあと思って、アニメーションとしての気持ちよさがすごいありますよね。
途中で出てくるアバターが、デフォで出てくるアバター(主人公の仮アバター)が、いいかげんなのがすごい可愛くてよかったです・・・っていう端っこの話をいくつかしたんですけど
アバター アニメーションの歴史的に、この作品の意味って言うのはすごいでかいなーと思ってるんですよ。この話はちょっと後でしたいなと思いますが、ほんとに、僕は泣きました。多分これは、外の人との関係性って言うことをすごく考えてる人は、泣けますね。
泣けるところって、あのねー。侘助が自分のことしか言わないじゃん。侘助っていうキャラクターが、自分自分自分なのね。ずっと自分なの延々と。だけどあそこに出てくる人たちって家族とか家、なんだよね。あくまでも人のことに対して。
wabisuke

世のため人のためになれっておばあちゃんが言ったからさ、孫たちがさ、警察官とか消防署とかさ、んなとこばっかりいるわけよ。ようするに、人に奉仕するような仕事についてるわけね。で、侘助だけは自分自分自分っていってるわけ。
でその、自分自分自分って言ったところの侘助に対して、おばあちゃんが残した手紙のなかで、『おじいちゃんにみみがそっくり』というところで号泣したのね。あの、耳って遺伝すんのよ。あんだけ大家族だと、そういうことってわかるわけ。そういう、細かい、なんていうのかな、脚本を書ける、そぉれはもうモノが見えてんな。」
ようするに、スタジオジブリに細田さんが入ろうと思ったときに、(宮崎駿が?)直々に手紙を書いて、鈴木プロデューサーに持たせて、『入らない方がいい』『外でやったほうがいい』って書いたらしいんだけど、これはね、本当に良くわかる。
で、トミノ(冨野)さんも、宮崎駿の次は彼だろうってのはわかる。 あの、モノが違う。やっぱり。根本的に。モノが違うってのは、手塚治虫とかって、映画とかそういうところから漫画を描いてたりするけど、今の漫画とかアニメを書いてる人って、漫画見て漫画書いてるんだよね。アニメ見てアニメ作るじゃない。」
そうするとどんどん縮小していくだけですよ。ネタが。うん。で、細田さんは、今回つくるときに、みんなで同じもの作ってて面白いの?っていうことを言ってて、どんなものになるんだろう?と言ったときに、これできたか!と思って……正直ちょっと、びっくりした。
このテーマはちょっと勝てないな。と思ったですね。ただ今は”家”って言われてわかる人が……今は本当に関係性が崩壊しているんで、細田さんって本当に賭けに出る人なんでね、『時かけ』の時ってさ、少ない上映館でやってたからさ、口コミで増やすっていうことを考えるとさ、半分捨てたんだと思ったのね。あのあいまいな三角関係の大部分に、わからないとかけまらしいとか、アレに対してこう深く刺さるというか、本当にリピートしたっていうのを見ると、僕はやり方としては正しかったなと思う
で、今回は結構大きな資本、っていうことじゃないけど、えーと、バックアップがついたので、大家族っていうテーマを選んだのは戦略として正しいなあ、というのは僕は思います」

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若い女性はたいしたことがない男を好きになる

repon
「はい、お三方から、おおまかな感想をいただいたんですけど、色々キーワードが出てきたと思うんですけども、まずその、どこで泣いたか、というところを。皆さん泣いた、ということをおっしゃっていたんですけれども、ぜひそれを言っていただければなあ。と思うんですけれども」

c-taka
「あそれ、個々に聞かなくても、それね、手紙なのよ。みんな。」

ookami
「ははは(笑)」

c-taka
「あそこで泣かない人はいないわけよ。それ以外でだったら、個々に出るよね」

repon
「うーん、手紙ねー。」

c-taka
「手紙は……手紙泣いたでしょ?」

ookami
「もう、あの二人が手つないで歩いている姿が出てきた時はもう、やられたなー、と思いましたね。(笑)」

Bonezine
「まあでも、僕なんかは長刀振り回すシーンでもう泣いてましたけどね。」

c-taka
「ウハハ!(爆笑)」

repon
「(笑)それは、何故ですか?」

c-taka
「(笑)いや、わかるわかる」

Bonezine
「わかるでしょ?だって、ねえ。そこから入るわけでしょう、あの流れに。どうなっちゃうんだろうっていう。」

c-taka
「こいこいをしているときあるじゃない、おばあちゃんと男の子(主人公)が。じゃあれ、なにが言いたいかって言うとさー、若い女は侘助とか行くんだけどさ、おばあちゃんは男を見る目がある。と言う話なんだよアレ。
絶対ね、若い女が好きになるような男は、大したことがない、って言う話じゃない?」

Bonezine
「なるほどね、そういえるかもしれませんね」

repon
「……(笑)そうなんですか」

c-taka
「あのね、若い女が、好きになる男とか、イケメンとか、雰囲気がある奴とかって、結局中身がないって言う話なんだよアレは。
中身がある、最後にちゃんと頼りになる男っていうのはおばあちゃんくらいの年の功がないとわかんないって話なんだよ。
だから、目の前でもてるもてないって一喜一憂するな、っていうのがメッセージなんだよ」

repon
「なるほど」

Bonezine
「最終的にはそういう風に持ってってますね。ヒロインの人は結局侘助のスタイルに惚れてたわけでしょう。スタイルっていうのは、生き方とかね?その……家を出てったとか、そういうなんていうんでしょうね、ロックな反抗的な生き方の部分にも多分惚れてたんでしょう、ヒロインの人は。夏稀は
だけど、おばあちゃん的には、そういうのよりも、ちゃんとこのケンジ君の中身を見て、この人なら任せられるからって、最後に、花札を打って話したわけですよね。」

c-taka
「厚いな、というか、厚みがあると思ったのは、ちょっとずれるんですけど、カズマとさ、あの金髪の猟師のおじさんがさ、カタをするじゃない。」

Bonezine
「拳法のね。」

c-taka
「あれがさー、厚みがあるなー、と思うわけ。文化的な。なんか人間的な厚みがあるって言うか、豊かだなと思うのよ。
あの金髪の漁師さんは、昔の話ししかしなくって、全く役にたたねえなーと思うんだけど(笑)」

repon
「全然役にたたないですね、師匠」

c-taka
「全然役に立たないと思うじゃん。師匠さ、あのぐらいのおおらかさがないとやってらんないよ。」

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ついに「ビューティフル・ドリーマー」に決着が付いた

c-taka
「結局、歴史的な話、っていうのと泣ける、っていうのとで、ああ、ついに”ビューティフルドリーマー”に決着がついたなと思ったの。コレ見た時。」

Bonezine
「”うる星やつら”の”ビューティフルドリーマー”ですね。」

c-taka
”ビューティフルドリーマー”、”パトレイバー2”、”エヴァンゲリオン”で来た、夢がここで終わって、ひっぱたかれて現実に戻ったんだよ、おばあちゃんに、あの長刀で
わかる?簡単に言うと、侘助って結構若いと思うんだけど、だいたい昭和44年くらいの生まれの、アズマなんとかという男だと思えばいいわけよ。」

ookami、repon
「(笑)」

Bonezine
アズマなんとかね(笑)」

c-taka
「それでビューティフルドリーマーとか見て、でさ、パトレイバー2とか見てさ、でさ、エヴァンゲリオンとか見てさ、『アスカの心の補完は!?』とか言い出す奴、いるじゃん」

repon
「(笑)」

Bonezine
「ヤバい(笑)」

c-taka
引き篭もっててさ、自分のことばっかで、自分自分自分自分っていっていた奴がさ、でそれがさ、一応こうね、見た目にはえらそうになるわけよ。
結局は自分のことしか考えなくてあんなことを起こしちゃってさ。で長刀です。お前死ね!っていう話になるわけじゃない。
ああー。と思った。これはすげえな。と思ったよ。だから、ビューティフルドリーマーとかで、内側に引き篭もってた奴が、引きずり出されちゃうのね。アレで

Bonezine
「そういう意味でも、あの長刀のシーンは重要ですよね」

repon
「なるほど……」

Bonezine
「だってアレですよね、侘助は、おばあさんのために、自分のためと言いつつ実はおばあさんに愛されたいから自分を、色々やってたわけでしょう? 認めて欲しいから。」

repon
「そうですね。」

Bonezine
「で、そこに長刀を突きつけられた。・・・ま、でもね、おばあちゃん負けちゃいますけどね(笑)」

c-taka
「いや、アレも含めてね、ほんとにね、長刀がさびてるとかね……。
本当は侘助さ、山寺宏一にオファー出してたと思うんだよね」

Bonezine
「それは……そのまま過ぎるからダメでしょう(笑)」

c-taka
「いやさ、山寺宏一がやると、ちょっとねー、うますぎたんだと思うんだよね。」

Bonezine
「ですね……」

ookami
「うーん……」

c-taka
「そこも含めて、わーめっちゃくちゃうまいと思って。山寺宏一ではなくて、かなりちょっと不器用な感じの? よかったです
まーほんと、ビューティフルドリーマーとかでハマって、援助交際とかいってるような奴らが、ここまでオトナになっちゃうんだみたいな。」

repon
「はぁ。」

c-taka
「僕はだから、パトレイバーの漫画版の後藤、要は世のため人のためという権力側で、いろんなことも清濁併せ持ってがんばっているという人たちって言うのがいるんだけど、
それに対して俺は俺で自分を探すぜ、みたいなさ、なんかこう快楽的にやってくぜ!みたいなことで、ずっとこう是認されてきたんだけど、世の中にもう、完璧に現実の方が弱くなっちゃってて、ぶっちゃけサマーウォーズみたいなおばあちゃんの存在って、もういないわけよ。
昔は確かに居たんですけどああいう人が。あそこまでいかないまでもいたんですよ。ところがもういないと。おばあちゃんみたいなひとは全部いなくなっちゃって。
そうなるとさ、柱がないからどうしようかって、ダダこねてた人たちが焦ってやるわけじゃん、だからアレ、侘助の姿って本当に今の僕らの姿ですよ。」

ookami
「ふうむ」

repon
「なる」

c-taka
「柱がないんだもん。ビューティフルドリーマーとかエヴァンゲリオンのところまでは、柱があったから、引き篭もってても良かったんだけど、簡単に言うと、ニートとかやってて親が死んだ感じだよねアレ。」

repon
「なるほどねぇ」

c-taka
「絶対ニートの話なんだよ、おばあちゃんがいなくなるというのは。」

repon
「あぁ……」

ookami
「うんうん……」

c-taka
「しかも、山売ってるから財産もないから、お前らで生きてけって話でしょ。」

repon
「そうですね」

ookami
「うんうん……」

repon
「んーーーー。
子供がもう、無理やり大人にならなきゃいけない、っていうところに、こう鮮やかに描いているという感じですかねぇ」

Bonezine
「そですねー」

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「セカイ系」の、終わりの始まり

c-taka
「主人公のケンジ君でしたっけ、50番目にも入れなかったでしょ、数学のオリンピックの……暗号を解けなかったわけだよね。
で、普通さ、こういうのでは超絶的な天才ってのを描くわけですよ。」

ookami
「うんうん……」

c-taka
「(サマーウォーズでは)普通の人で、頑張る、その中で自分の才能をうまく運用して、危機を乗り切る。みんなの力で。っていうのが、”セカイ系”の対極にあるんだよね。」

ookami
「ふむん」

c-taka
「これは・・・まぁ相当アッタマ来てるんだな、細田さん、と思ったもんね」

repon
「なるほど、セカイ系はアレですよね。意図せずして大きな力を持ってしまった自分が、その力を多くの人に利用されて、自分の思うように生きられない、みたいなそういう葛藤ですよね」

c-taka
「ぶっちゃけ言うと、”最終兵器彼女”とかキライなんだろうね」

三人(笑)

c-taka
「もう・・・キライなんだろうね……あからさまに」

Bonezine
「セカイ系ですよね~」

c-taka
「てめーの個人的な思いで世界を滅ぼそうとするわけだからさ。」

Bonezine
「でもああいうのって、わかりやすいから少年少女にウケるんですよねー。」

repon
「どっちかっていうとアレだと思いますけど、自分の思いで世界を壊すというよりは、なんだかわかんない敵がやってきて、自分にはそれを守る役割が与えられて、好き嫌いに関わらず、とにかく巨大ロボットに乗れ、と。そういう風な状況に。
宇宙戦艦ヤマトとか、そういうところまでは素直に乗っていたんだけれども、ガンダムでは”嫌だ、乗りたくない”と言って。どんどんどんどんそれが先鋭化されてきて、エヴァンゲリオンではもう、”父さんの言うことなんか聞きたくない!”ていうふうになってったっていうところだとおもうんですね」

c-taka
あのね、サマーウォーズが怖いのは……

repon
「はい。」

c-taka
「ようするに、抑圧しようとするオトナとか、抑圧されている体制に対してダダをこねる構図が90年代、ゼロ年代にあったじゃないですか。」

ookami
「ふむふむ」

repon
「ふむ。」

c-taka
「ところが、抑圧するオトナ自体がもう居なくなるっていう話なの。」

ookami
「うんうん、そうですね」

repon
「そうですね。」

c-taka
荒れ野原にポーンと放り出されちゃうわけじゃん。」

repon
「そうですね、こう、冷戦構造が崩壊して、各地で紛争が起きているって、そんな感じですね。」

Bonezine
「うん、まさにね。」

c-taka
「OZのあの話って言うのも、本来的に言うとほぼもうパトレイバー2、です。ただパトレイバー2っていうのは思想があるので、思想を描きたくなかったのね、AIにしたのは。」

repon
「ふむん」

c-taka
「まああの、要はパトレイバー2って、”まだ戦後やってんのかよ!”って岡田斗司夫が言ってたけど、確かに戦後の話だったんだけどさ。」

repon
「なるほど」

Bonezine
「はい」

c-taka
戦後だったら抑圧するオトナだったりとかさ、イデオロギー闘争とかさ、言っている間は幸せだったって話だよね(笑)

Bonezine
「うん、闘うものがはっきりしてたんでしょうね、彼らにはね。」

c-taka
きわめて恐ろしい、駄々をこねている大人になった子供たちを、完全にバカにしている作品だよコレは。バカにしているし、”お前らそれやってると後三年ぐらいしたら死ぬぜ”っていうことだね」

repon
「なるほど」
Bonezine
「これは警告してるわけですよね。」

c-taka
「こうやって、死なないと思ってた権力が死んでいくんだよ、みたいな」

repon
「うんうん・・・」
ookami
「ふふ」

repon
「まあ、90年代初めに大塚英志っていう人が、あれですよねー、もうオタクでいられないと。お前ら大人になれと。でーもう、お前らが大嫌いなその管理職にお前らがなってくしかないんだ、ていうようなことを、俺も含めてと。という風に90年代初めに言ってたんですけど
そういう、なんていうんですか、それすらまだ、その頃はそれは”なっていく”という能動的なところがあったんですけど、(今は)もう、その猶予もない、っていう状態。を表してるのかもしれないですね」

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「家族」への回帰?

c-taka
「家族って言うせいもあって、すごく良かったのはさ、結局世界の危機とか関係なく、自分の息子の甲子園の気になるおばさんががいたじゃん。」

repon
「そうですね」
Bonezine
「はいはい。」

c-taka
「アレ素敵だよね。あとね、女の人のお勝手の描き方が素敵だったよね。”私おいしく食べちゃう派”ってのがね」

Bonezine、ookami
「(笑)」

c-taka
「これはねーいるよね、こういう人。って思うもん。」

repon
「はぁ」

Bonezine
「いるんですよねー。」

c-taka
「いるいるいる。あと、本家と分家のことしか考えてない人とかね。」

Bonezine
「そうそう。あのね、田舎でこういう集まりとかをやったことがある人はね、あぁリアルだなあと思うんですよ。みんなあの、ウチのことを自分ちのことをね、いくら分家とか本家だろうが、自分の家族と自分のウチのことを中心に持ってて、それを基準に行動してんですよ。いくらこうやって集まったりしてても。
これはね、リアルですよ。」

ookami
「ふふふ」

c-taka
「食いもんがびっくりしたねー。宮崎駿以来、食い物の描写上手いね。芋だけ煮ている奴あったでしょ。サトイモの。」

Bonezine
「はい、芋の煮っ転がしね。」

c-taka
「芋だけ煮る。大家族だからバラバラに煮るわけよ。一個一個の食材を。」

Bonezine
「そうですね」

c-taka
「わかってんじゃんこいつ。とまあわかるんだけどさ」

Bonezine
「田舎には必ずね、でかい鍋とかがどっかのうちにあって、来客の時にまとめて単品を煮て、持ち寄ったりするわけですよね」

c-taka
「あと、本当にね、食わせようとするよね、子供にね」

三人
「(笑)」

repon
「あのう、ちょっとひとつ、疑問を言ってもいいですか?
「えーとなんだろうな、家族、あの大家族って、僕、経験したことがあるんですよ。僕の田舎はですね、父方母方それぞれにおじおばが8人いまして、いとこは全部で50人くらい、っていう状況で、
夏休みお盆とかで帰ると、それが勢ぞろいするので、縁側が見えるようなところに、横にながーく机を並べて、そしてみんなで食う、と。いうのは、まあ懐かしい光景として思い描けますよね。
この前も食ってきましたけど、おばあちゃんの何回忌かで。でも、ほとんどの人って、ああいう光景って無くって、サマーウォーズを見ている少年少女なんて、絶対ああいう光景ってもう、歴史的なものとしてしかとらえられないじゃないですか。
体験としては、得られないですよね。何故ゆえにああいう大家族をもっちゃうのかなーっていうのが、大家族への回帰、っていうのを……どうなんでしょうね。」

Bonezine
「うーん。アレですねー多分、将来少子化が進むと、核家族で生きることが逆に難しくなって来るじゃないですか。」

repon
「ほぉ」

Bonezine
「生活コスト上がりますからね。」

repon
「えぇえぇ」

Bonezine
「将来はまた、こういう大きなお家で、みんなで集団で生活してコストを下げましょうという(笑)違うか」

repon
「なるほど(笑)」

ookami
「まあ、細田さんのなんかで読んだのではですね、アレみたいですよ。奥さんの方の実家に帰った時に、自分が一人っ子で親戚が全然居なかったんで、そこの親戚の人といっしょにこう係わり合いをもったときに、いいなぁ~と思ってこれでなんか出来ないかな~と思ってたのが、元にあるみたいですよ」

repon、Bonezine
「ああ~なるほどね~」

ookami
「僕が同じ状況なんで。自分の親戚も少なくは無いんですけど、僕の世代になったら全然、集まりが……
うちの嫁さんの親戚のほうがすんごくってですね、本家の方に。そこで色々、僕の方もありましたからね、なかなかいいなあ、というのはわかります。すごく。」

repon
「なるほどね~・・・まあ・・・いいことばっかりじゃないんすけどもね。(笑)」

Bonezine
「ははは(笑)」

ookami
「2ちゃんとかでもありましたよね、綺麗なところだけ描きすぎてる、なんてのも」

repon
「あはは(笑)」

ookami
「映画なんだから、そんなグログロしたところやってる暇ねえだろう、という気はしますけどね(笑)」

repon
「まあそりゃそうですね。ええ
まあ、田舎への回帰ブームというのはですね、ゲームの世界なんかでもあって、ええ。」

ookami
「ぼくなつとかですよね」

repon
「ああそうですね。ぼくなつとか。」

Bonezine
「ぼくなつねー。」

repon
「水夏とかね(笑)」

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クローズドな箱庭

repon
「じゃあ、キャラクタへの思い入れ、というところで、皆さんいかがでしょうかね」

c-taka
「そりゃあ、侘助じゃない。侘助いいですよー」

repon
「侘助。”俺のペルソナ”」

c-taka
「うん。もう、あんた侘助だよーって彼女に言われたもんね。」

Bonezine、ookami
「(笑)」

c-taka
「平気でおばあちゃんの山を売っちゃう、みたいなさ」

三人
「(笑)」

c-taka
「でも、二人いるんだよね。武家の家の出で、山を売って放蕩生活を送ってた人がね、いるですよ、やっぱ。侘助みたいなひと。
山売ったことがあるっていうのは、二人居て、まあろくなもんじゃないんだけど大概、侘助だよなー。俺の才能に投資しろっていうタイプだよなーアレ。
クレイジーケンバンドの曲の中に”俺の才能に投資しろ”っていうフレーズが出てくんだけど、そういうのは大概信用できない。
身勝手なのはすごいよね。結局のところ、侘助も夏希もほんとに、ああいう可愛い女の子って、大概男を見る目がないわけよ。」

三人
「(クスクス)」

Bonezine
「まあそうでしょうね、男の方からドンドン寄ってくるから。」

c-taka
「大概はさ、年上のさ、ファザコンみたいなほうに行くじゃない。」

repon
「ほぉ」

c-taka
「で、そういう奴は大概、薄っぺらいよと。……なにが言いたいかって言うと、アンノダメだっていうことを言いたいんだ俺は

repon
「うーんどうなんだろうな、あのう、(エヴァンゲリオンの)シンジ君は出てこなかったじゃないですか。」

c-taka
「いや、侘助がシンジ君じゃない。」

Bonezine
「そう。言うなれば、シンジ君が……ね、大人になれないまま大きくなったらこんな風ですよ?っていう」

repon
「いやだって、ただシンジ君と侘助の大きな違いは、
侘助は自分の頭脳とか、自分の持っているものを使って自分の力を誇示しようとするじゃないですか。
でも、シンジ君は自分がエヴァンゲリオンに乗れるとか、そういう超能力を持ってるとか、そういうのは全部否定して、嫌だ嫌だ逃げたい逃げたいって。でも、お父さんには認めて認めてっていう……
もう、ぜんぜん力を使っているというのと使ってないというので、大きく分かれてると思うんですけど。どうなんでしょうね。」

c-taka
「だってそれ、冷静に考えて、AIなんて箱庭じゃない。」

repon
「ええ」

c-taka
「あれ、ジオフロントだよ。・・・箱庭を作れる能力があって、結局それを他人と共有する方向に力を使わないで、要するにあくまでも自分の気持ち良い箱庭を作ろうとするわけでしょ、彼は。」

repon
「ふむん」

c-taka
エヴァンゲリオンって基本的にその、第三新東京市っていうさ、箱庭の話なのよあれ。きわめて閉じた。」

repon
「ふむふむ」

c-taka
箱庭の中で気持ちよく生きるっていうときに、箱庭自体がないので、侘助は箱庭を作ることをするだけだよね」

repon
「ふーむ」

c-taka
「で、一応箱庭を造るわけよ。要はそれをもうちょっとオープンな形で、例えばみんなでご飯を食べるっていうような環境を外で作るわけじゃなくて、箱庭を作り続けるっていうところが、極めてシンジ君
だからあのAIは、シンジ君のS-DAT。S-DATってあるじゃないあの音楽聴いてる奴。」

Bonezine
「カセットですね。」

c-taka
「リピートして聞いてるS-DAT。みたいなもんですよ。」

repon
「はぁ……」

c-taka
「彼からするとS-DATをシンジ君が聞くような感覚で、AIを作ってたわけでしょう

repon、Bonezine
「ふーむ」

c-taka
「それはできちゃうからそうしてたわけですよ。シンジ君ていうレベルだと、S-DATのスイッチを押すという行為が、彼にするとAIなんで、気持ちいいから山を売っちゃうわけ。」

repon
「なるほど……」

c-taka
結局、彼が作ろうとしてたのは箱庭なんで、そう考えると、絶望的な気持ちになるよね(笑)」

repon
「アレですかね、うーん」

c-taka
「だからぼくはその、猟師の人が、船とかガーン!と持ってきちゃうようなところのほうが、すげえなっと思うの」

ookami
「(笑)」

repon
「ほぅ……」

c-taka
「俺はわりと侘助は許せないタイプだよね、逆にいうと。」

repon
「はぁ……ookamiさんはいかがですか、侘助」

ookami
「んん、まあ僕もあまり育ちは、ちっちゃい頃の育ちはよくなくて、色々あったんで、その辺の思いでもあって、侘助、特にちっちゃいときの侘助がおばあちゃんと手をつないでる……顔は見えないですけど。
あれが手紙の時と、侘助がおばあちゃんが死んだというのを聞かされたときに、何故か群集の向こう側にその時の2人が。お祭りに行ったときの2人の絵が出るじゃないですか。アレを見た時は自分のこととオーバーラップしてたまんなかったです。」

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昔のことをグジグジ言わない「大人」

ookami
「あとは、好きなキャラクターでいくと、僕は逆にね、なんか万助おじさんがすきなんです」

repon
「万助おじさんって……」

ookami
「漁師の」

repon
「漁師か、ああー」

万助おじさん


ookami
「あの人好きなんですよ僕は(笑)」

c-taka
「や、万助おじさんいいよね、俺もすっごい好き」

ookami
「相当いいですよ、あの人は」

c-taka
「相当いいよね、あのよさがわかんない人はオトナじゃないと思うよ」

repon、ookami
「(笑)」

c-taka
「いや、大人って一回りすると、やっぱあそこかなって思うもん。でしょ?」

repon
「ふむむ」

c-taka
「たださ、ポイントってあってさ、あの人たちってオトナとしてどう生きるべきか見たいなとこがあってさ、決して子供の時にやり残したことグジグジ言ってなさそうじゃない。」

ookami
「うん、まあそういうのは結構脇に置いてそうですね、とりあえず」

c-taka
「警察官の奴もさ、まあ警察官のあの空気の読めない夏希とのどうのこうのっていうのもさ」

repon
「(笑)

c-taka
「いるよああいうやつ」

ookami
「いるんですよねぇー」

c-taka
「結構あれなんか、ばいきんまんのひとでしょアレ。声」
※ばいきんまんのCVは中尾隆聖さん。陣内翔太のCVは清水優さん。

ookami
「あれっすね、万助さんの子供があれですよね、警察官の人と、バツイチの出もどりさんと、あと電気屋さんで仕事してる人ですよね。
これなんかこう、すごい、ありますよね。このお父さんにしてこの子供の構成だなあーっていう、良く出来てるなあと思った。すげえなーと思いましたよ」

c-taka
「あれ結構、相当考えてるよね。家計図とかね。相当考えた上で出してないから、うーん。」



カズマ




c-taka
「で、カズマはさ。あのー、見た目だけなんだよね。(笑)」

三人
「(クスッ)」

c-taka
「あのカズマ自体のキャラ自体は深くないので、あれはちょっと細田さんの人間的な業の深さがだなーと思うん。”取引先に言うみたいに言って”っていうのは……あれやんなきゃあ、もうちょっと一般的になるのに、ここでみんなハマるだろうなーと思ってたら、みんなハマってたね。」
※原作のコミックではそういうセリフではありませんでした。小説には出てきますよ~

Bonezine
「あれはー、新しいセリフですからね。あのシーンで出すセリフじゃないですよね。前の展開から考えると」

c-taka
「やっぱいいアニメって、ちょっと狂ったポイントがあるんだよね、なんでそう言うかなっていう。」

Bonezine
「あの部屋の中では、そのセリフは狂ってますよね」

c-taka
「狂ってる狂ってる。あそこだけ時空がゆがんでるよ」

repon
「(笑)」

ookami
「うん(笑)」

c-taka
「あの暗い部屋だけ、時空がゆがんでるの。あの瞬間、カズマはケンジ君のお(ピーーーーー)」

三人
「(笑)」

c-taka
「お兄ちゃんなんでこんなに固くしてんの、とか、取引先に言うみたいに……」

repon
「やめてー(笑)」

Bonezine
「ここだけ放送できない!」

repon
「ねえ、業が深いですねえ。」

c-taka
「業が深いよ細田さんもだって、カズマに関してはめちゃめちゃにだんだんこう、キテるって感じになってるもん。うん。ただあれはありようっていうかビジュアルだけだよね。わりと素直だしね。」

<次へ>

「非コミュ」の居場所

c-taka
「彼(細田さん)は屈折した何かがあって、オタクの人とか非コミュの人が好きじゃん。非コミュの人と交流すると、その人はその人以外のところには行かないから。」

ookami
「そう。そうです」

Bonezine
「なるほど(笑)」

c-taka
「すごい社交的な女の人と絶対オタクは付き合わないからさ」

Bonezine
「無理ですね」

c-taka
「無理でしょ」

ookami
「無理でしょ?(笑)」

c-taka
「だってさ、あのなんだっけ、庵野さん、庵野秀明が結婚したじゃない?で、庵野モヨコと結婚したじゃない?で、安野モヨコと結婚するちょっと前ぐらいの時にね、岡田斗司夫っていう人が、一条ゆかりって言う人に”結婚するらしいですよ”って言ったんだって。
したら一条ゆかりが ”あの外資系の男とはどうなったんだろうね!?”って言ったらしいよ(笑)」

一同
「(笑)」

c-taka
「でさ、そういうことは、オタクの人は本来的には耐えられないはずなんけど。まあ……どうしたんだろうね?
まああれは、カズマがいることによって、結構オタク的な人たちが落ち着くんだよねやっぱね。あそこで。」

Bonezine
「ですね」

c-taka
「だってあの中で全員が全員打ち解けあってたらさ、オタク的なメンタルで非コミュなメンタルの人って、落ち着きようがないもんね。」

ookami
「確かに」
Bonezine、repon
「うん」

c-taka
「カズマがあそこに居ることによって、あ、俺だったらここにいるな、という居場所があるじゃない。あの大家族の中で。コレが許されるんだったら俺この中にいられるわ。」

Bonezine
「そですねー」

c-taka
「特にカズマはそこに居て、引きずり出されないじゃん」

repon
「それ、大きいですよね」

c-taka
「それでかいよね。わりとあの家族は豊かだなっていうのは、そういうカズマを引っ張り出さないよね」

ookami
「そうそう」

repon
「うん、好きやらしてますよねー」

c-taka
「アレはおばあちゃん偉いんだよ。」

ookami
「それはすごく思いましたね、あの侘助が帰ってきた時も、ばーちゃん居なくなって、普通で考えたら、擁護する人がいないから総叩きしてもよさそうなもんだけど、それはやらない、というところがやっぱりばあちゃんすごかったんだなと思いましたけどね。
そういう風に育ててる。子供たちを」

c-taka
「ホントホント、ばーちゃんスゲーって話ですよ」

ookami
「ちょっとスゴすぎますけど(笑)」

c-taka
「簡単にいうと今の子達は、ちゃんとした知見を受けてないだろうって話なんだよな。だからみんなで総叩くんだよな、侘助帰ってきたらさ。」

ookami
「そう。だからクルマでドーン!と帰ってきた時、とかも本当だったらそういう展開になってもおかしくないんだけど、そこが無いんですよね」

Bonezine
「まあ、あのへんではもうパニックになってますからね、みんな(笑)」

c-taka
「でも、ご飯食べるじゃん」

repon
「そっすね」

Bonezine
「でも遺言だから(笑)」

c-taka
「いやー、でもあの遺言、”一人にならないこと”と”ご飯を食べる”ってさー」

ookami
「お腹がすいていることと、一人になること、ですね、やっちゃいけないのは」

Bonezine
「そうですね」

repon
「ふむ。はあ。」

サマーウォーズ


c-taka
「なんかあったよ。大概の事件はメシを食わせればどうにかなるって。会議の前にはメシを食わせるって。」

ookami
「腹減った状態でやらないってことですね」

c-taka
「大概の揉め事はコレで解決できる」

ookami
「でもなんか、普通の会議とかって逆が多いですよね。会議してから会食、ですよねだいたいね」

repon
「ふーむ」

c-taka
「みんないきり立ってたら砂糖を食わせれば良いんだよ」

Bonezine
「ハハハ(笑)血糖値を上げさせる。」

c-taka
「そう、血糖値上げさせて、ちょっと安定させる」

repon
「ふーむ・・・ですよね、一人でメシを食うっていう機会がほんと多くなってるので、それは良く染みたんじゃないですかね」

Bonezine
「『便所飯』?」

repon
「えっ?」

Bonezine
「『便所飯』騒動がありましたよね。」

repon
「えっ便所飯?」

Bonezine
「便所飯って聞いたことないですか?」

repon
「はい」

Bonezine
「非コミュの人が、昼休みに、誰とも一緒に弁当を食べることが出来ないから、便所の個室に引き篭もって、便所の中で食べる。という・・・のがあって」

repon
「ほおぉ」

Bonezine
「2ちゃんねるで言われた、多分都市伝説なんでしょうけど、実際にやってるって言う人が現れた、って言う話がありましてね」

repon
「はあ・・・なんか僕はあれですけどね、一人暮らししていた時に、仕事が終わって、その後飲みにも行かないで、一人で帰ってきて、途中でお惣菜屋でお弁当買って、お金もったいないから。
で、家に帰って、2ちゃん見ながら一人でメシを食ってるという状態が(笑)やっぱり、あ、くるなあ、と。良くないなあ、と思いますね。」

Bonezine
「良くないですねえ」

ookami
「よくないですね(笑)」

repon
「あと、溜まったビデオを見ながらね、ええ。」

Bonezine
「ただまあ、一人で食べたい人もいることはいるので、それはわかるんですけどね。」

ookami
「まあそれはね」

repon
「ええ。キングカズマは一人で食べてましたからね」

Bonezine
「うん、食べてましたね。一人で。」

repon
「独りぼっちになるのがいけないっていうことですね」

<次へ>

ヒロイン

c-taka
「でも、サマーウォーズのさ、致命的なとこはさ、『ヒロインが弱い』(笑)」

repon
「いや、ヒロインはカズマですから(キリッ」

ookami
「(笑)」
Bonezine
「いやヒロインじゃないから(笑)」

c-taka
「カズマ、カズマが強すぎるんだよ、だからそのね、キャラのリビドーのバランスは崩してるよね。」

ookami
「ふむん」

repon
「ああ・・・細田さん、途中からヒロインをカズマに変えたかったんじゃないかなあ」

一同
「(笑)」

Bonezine
「予算を取るために、ナツキは出して、本当はカズマが主役だったと。」



repon
「そうそうそうそう」

c-taka
「腐ったリビドーがさー、腐った女がカズマに行く(のではなくて)男がみんなカズマに行ったからさー、割と意外だったんだよね。
BLで反応すっかなと思ったら、ショタでなんか男がすごい反応してたじゃん、そこだけは意外だったんだよね」

repon
「(笑)」

Bonezine
「最近ショタとかのジャンルが急に勢力を伸ばしてて、女性向けって言うんではないらしいんですね、特に。性別関係なくショタっていうエロのジャンルが勢力を伸ばしてるらしいんですよ」

repon
「はあ~」

ookami
「すごいな」

c-taka
「わかるわかる。あのね、もう、そういうこう女の人にそういうふうな幻想を抱けなくなると、もう自分が小っちゃい時くらいの幻想になっちゃうよね。ショタに行く理由は、わかる。」

Bonezine
「うん、なんでしょうねー・・・わかっちゃあマズイかもしれませんけどね・・・」

repon
「(笑)」

c-taka
「理解できるって大事ですよ。犯罪者の心理を理解するって大事ですよ、プロファイリングとして。
犯罪者側の心理みたいな話ですけど、まあそういう人を見ながら、カズマを見ると、いろんなリビドーが湧いて来るわけですよ。」

repon
「なるほど」

<次へ>

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