零細ブラック企業(3) ・・・零細ブラックに落ちた人の属性
- Bonezine
- 「ところで、ブラック企業だと認識して、その中で働いている人たちは、その中で地位を高めようとしているとは思えないんですけれど、そもそも何で働いているんでしょうね?」
- c-taka
- 「ブラック企業に勤めている人の何割かって、そもそも自尊心を打ち砕かれているんだよね。そうすると、自己評価がぐだぐだに低くなっちゃうのよ、ずっと罵られていたりするから。
僕も2年間ほど正社員をしていたとき、社長からの評価が死ぬほど低かったんだよね。『信用できない』とまで言われたんだよ。ところが、外に出たら180度評価が違った。めちゃめちゃ評価されたんだ。
そういう風に、世界が変わると恐ろしいほど評価が変わるんだよね。結局狭い世界なんだよ。その狭い世界で自分の何かを規定されたらたまったもんじゃないと思ったね」
- Bonezine
- 「そうそう。でもそれって気づきにくいんですよね。だいたい大卒者の就職希望先人気ランキングは大企業で、ベンチャーが来ることなんて滅多に無いじゃないですか。で、大企業には大企業なりの箱庭ができていますよね、すでに」
- c-taka
- 「心地良いよね(笑」
- Bonezine
- 「心地良いですね。で、その心地よさに身をゆだねていると、その中での自分の立場とか価値観で、上に上がっていくしか道が無くなるんですよね。で、たまたま外に出る機会があって、そのときに『ああ、狭い世界にいたんだ』と気づくことがなければ、わからないですよね。
それで、わからないまま狭い世界に生きる人ばかりになったら、ブラック企業になっていくんでしょうね」
- c-taka
- 「老人ホームに入って、自分の経歴を社名でしか語れないおじさんとかが多い。小中高大学から外の世界を知らずに会社に入って、社内結婚をして退職までいたら、まったくそれ以外に評価軸を持たないわけだよね。きわめて人工的な中に生きていて、その人工的な枠組みを外されて生きていけるのかというと、まぁ、生きていけない。強制的にその枠組みを外す社会というのもどうかと思うけれどね。本当におかしな世の中なんだよね。『北斗の拳』みたいな世界に生きていて、いきなり誰かに殴られるようなところなんだよね」
<次へ>

Comment feed